一つは「自己の証」として他人と同じ印影の印章ではセキュリティーが守れないという実用面での安全性があることがもっとも大切だからです。
そして二つ目は、小さな円の印章文字に対する高い芸術性に価値があるからです。約2200年前、中国から伝えられた、篆書体。その後権威性と描線の美しさを追求し、印章新体として印相体などの印章書体が創作されてきました。日本の姓は10万~20万種ともいわれ、世界に類をみない多様性をもっています。その漢字のもつ意味と、印章書体のデザイン性、本人の意思・アイデンティティーを象徴させたものが印章です。
印章彫刻士が文字の画数の違いをバランスよく配置しながら印章書体で毛筆手書きでデザインし、高い芸術性を表現します。
あなたらしさが感じられる、末永く愛せると思える印章デザインを、その場で何度もでもお書きしてご提案いたします。