ごあいさつ

二代目
印章彫刻士

古橋 宏

はじめまして
先代から店を引き継ぎ、二代目印章彫刻士・古橋三栄堂代表として、40年以上、日々精進し技術と誠実さで丁寧に彫り上げております。

印章彫刻で特に力を入れているのは、美しい文字のバランスです。4文字を彫る場合も、文字の画数が違うとバランスが悪くなる。そこで画数が多い文字は線を細くして彫る。漢字一文字など、字が少ない場合は、デザインを複雑にするという工夫を凝らす。法人印は文字数が多く、複雑な漢字が多いため、確かな技術が必要です。彫刻刀で、力強さをと繊細さを表現した小さな円のなかに彫刻する印章文字は、高い芸術性をもった逸品となります。パソコンフォント・機械彫りの印章では生み出すことのできない印章彫刻の技術を求めて、ご依頼くださるお客様の期待に応えていきたいと想いを持ち続けながら今日まで研鑽してまいりました。気品があり、造形美に打たれる、最高の芸術作品を作るという気持ちで日々印章製作に向き合っています。

「幸せな人生を歩んでほしい」と印章彫刻士が祈願して彫り上げた一生を共にする印章を持つことで、お客様自身が人生に向かって前向きに歩んでいける後押しができたら幸いです。
手書きデザイン・手彫り技術による唯一無二の本物の印章を、名を大切に想う方々へお届けできるよう、益々精進してまいります。

二代目印章彫刻士 古橋宏

〈職人経歴〉

1956年  愛知県名古屋市にて誕生, 幼いころより書道を始める
1975年  大学入学後、印章彫刻士の実父に師事し、印章彫刻の道に入る
1978年  天正堂 田中仁郷氏に師事
1981年  修行を終え、「古橋三栄堂」に入店
1994年  一代目が引退、二代目印章彫刻士・代表となる
1999年  名古屋市技能団体連合より優秀技能者表彰受賞
2017年  名古屋市より名古屋市技能功労者表彰受賞, 姉妹ブランド「スミレ堂」誕生・Webストアにて“ヴィンテージ柘の印章と山桜のオリジナル印章ケースのセット”を開発・販売スタート
2022年  名古屋市経済局産業労働部・海外支援マーケティングプロジェクト〈Creation as Dialogue〉第二期参画
2023年  9月・フランスのパリにて開催された国際的ライフスタイルの展示会「MAISON&OBJETメゾンエオブジェ」にて名古屋市経済局主催・伝統工芸海外支援マーケティングプロジェクト〈Creation as Dialogue〉が出展。「INSHO JEWELRY」を、イタリア・ミラノ在住のデザイナー・古川紗和子氏と発表

 

古橋三栄堂について

1953年創業

名古屋城下町・浄心の地で

1953年、一代目印章彫刻士・古橋正夫が三兄弟で始めた印章専門店。

手軽に即日購入できるものとなってしまいつつある印章ですが、元々は先祖代々、名を受け継ぐ子孫に、幸せな人生を歩んでほしいと願いを込めて贈る日本の伝統工芸品です。価値ある特別なお品として贈る習慣が古き良き日本の文化にありました。当店には親から子、孫へと永年に渡ってお付き合いくださる地域のお客様や、確かな腕を求めてはるばる名古屋市外、三重、岐阜、遠くは関東からも「価値あるよい印章がほしい」というお客様に支えられ、今日まで印章専門店としてご愛顧いただいております。

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